インターネットの使い方、コントロールできていますか?
ネットに振り回されず、自分らしくネットを利用するための情報提供などをメインにしたエンジェルズアイズのブログです。
http://angels-eyes.com
<< January 2019 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>
母親だけで抱えずに・・
ネット依存の家族を抱えた問題の深刻さ、辛さは測りしれません。

中学生くらいの息子さんのネット依存に悩むお母さんの気持ちは悲痛です。
子供のことに一生懸命で、とても真剣で真面目で、自分をも苦しめています。

周囲の人がそんなお母さんの様子に気づいたら、声掛けをしてあげたり相談にのってあげて欲しいと思います。
また自分の子供から、「○○君最近ゲームにはまっていて学校休みがちだよ」などと聞いたら、気にかけてあげて欲しいと思います。

また、
意を決して、自分の息子のネット依存の相談を保護者会でしたら
「うちの子も朝方までネットしてるし、今時あたりまえでしょ」という言葉に傷ついたというお母さんもいます。

ネットの長時間利用に関しては、家庭によって、親によって考え方は違うでしょう。明け方までゲームをしていても、「いつかやめるでしょ」と、あまり気に止めない親や、親子で一緒に何時間もオンラインゲームをプレイする家庭もあるでしょう。
ですが悩んでいる人がいたら、相手の気持ちを汲みながら、何かいい方法や言葉かけはないかな?というように考えてあげて欲しいと思います。

声掛けは非常に難しいかもしれませんが、すぐに結果を出すような回答ではなくても、子供の悩みは一緒に考えてあげるという気持ちだけでも伝えてあげるといいと思います。

またお母さんの気分転換になるようにお茶や趣味に誘うことも状況によってはいいかと思います。
一人で抱えているお母さんが自分でも気づかぬうちにどんどん不安や絶望に包み込まれていくことはよくありません。
従来の人間関係のように、最近ちょっと元気のない様子を見かけたら、「最近どう?」と声をかけたりすることは大事です。

最近は小学生でも学校から帰ったら、塾や習い事などで忙しく、我が子の友達を家に呼んだり、そのお母さんも招いてお茶や世間話をする機会はあまりなくなっているとの声もあります。気づかぬうちに母親も孤立していっているかもしれません。

ネット依存の問題は社会全体で考える問題です。当事者の家庭だけ、学校だけ、病院だけ、に任せていては解決も、みんなが快適と感じるネット社会の実現は難しいと思うのです。
 
スマホまだいらない
先日小学校高学年対象にネットやスマホを使うときの心構えについての講座をしました。
事前アンケートを実施し、生徒のネット利用状況なども踏まえて話をしました。
・ネットをするときにはネットことについて知識が必要なこと
・個人の端末をもつなら責任ある利用をしなくてはならないこと
・誰か相談できる大人を必ず一人決めてから利用すること
と前置きをした上で、一般的に小中学校で問題になっている事例と対処の話をしました。
またモラルのビデオを最後に流すと全員が食い入るように見ていて中には口を開けたまま目が釘付けになっている子も多くいました。

以前より知っている生徒さんたちだったので、普段の元気いっぱいな顔やはにかんだ顔、やんちゃな様子など様々なことを思い出しながら話しました。子供たちは一人一人違います。
ですがネットを使うなら「当たり前な情報」として全ての子が知っておくべきことは山ほどあり、その一部だけでも伝えられてよかったと思っています。

廊下ですれ違った数人の女の子が、「今日はありがとうございました」と声をかけてくれ、その中の一人が「私、スマホまだいらない」といいながら通り過ぎました。

焦らなくてもいずれ手にする道具です。

スマートフォンは便利さも、リスクもよく理解した上で、さらにいざという時の対応や心構えも身につけて、そして家族と一緒に考えて同意してくれてから持っても遅いことはないのです。
不安なまま周囲に流されて持つことのないようにして欲しいと思います。
今日の「大人へのトビラTV」はネットゲーム依存がテーマです。 
12月25日19時25分放送のNHK Eテレ
「大人へのトビラ」はオンラインゲーム依存がテーマです。

オンラインゲームを楽しむ人はたくさんいます。
インターネットの普及が年齢も性別も関係なく色々なゲームを楽しむことを可能にしました。
多くの人は適度な利用でゲームを楽しんでいます。
ところが中には深刻なオンラインゲーム依存に陥ってしまう人もすくなくありません。
自覚なく依存が深刻になっていくと周囲の言葉は耳に届かなくなってしまいます。

そんなことのないようにゲームをプレイするためにはどうしたらいいのでしょう。
自覚なく依存していくことのないように「オンラインゲーム依存ってなに?」
というところから知っておきましょう。

http://www.nhk.or.jp/otona/
ネット依存のデータ
ネット依存に関してはいろいろな調査、アンケートがされています。
項目や集計方が様々だったりすることもあり、一様に同じ結果とはならないと思います。

伺う学校によっては事前にアンケートを取ってもらうこともありますが、そのデータも
学校によって微妙に違います。

インターネットは生活や学業、仕事などでも利用するため、一概に時間で依存と判断しづらいのです。

中には中学生から「何時間ネットをしたら依存なんですか?」などという質問を受けることもあります。

自分でコントロールでき、自分がネットの使用によって生活がマイナスに向かっていったり、
周囲や自分自身が困った状況になっているのでなければ、依存とは言い切れないのです。

数多くのアンケート調査やインタビューをされている東大の橋元教授は「現在流布している尺度では『ネット依存』なるものを測定するのは困難である」とおっしゃっています。

本当にその通りだと思います。

人それぞれハマるものはあります。
「ネットも体を壊したり」「社会との接点をなくす」「家族や周囲の人に心配をかけたり、不快な思いをさせる」ということのないようにうまく付き合っていくことが大事です。
ネットとの距離は人それぞれです
ネット依存の話でよく話題になるのが時間の問題です。
「ネットを○○時間使ったから、依存?やりすぎ?」
という時間の判断基準を聞かれることもあります。

子供にとっては視力や健康の面で適度な利用時間を設定する必要はあるとおもいますが
依存に関しては時間で割り切って考えられるものではないのが曖昧で難しいのです。

インターネット利用者の多くは社会生活の中で、仕事や楽しみ、情報交換、趣味、検索、コミュニケーションなどでネットを利用しています。普段使いの中かから、生活の中での自分とネット利用時間との快適な距離を自然に身につけています。

ネット利用者が自分とネットとの距離をわかっていて、自分や周囲の人が不快な思いをしたり、困ったり、悲しい思いをすることがなければ問題になることはないのです。

問題になるのは、
子供であれば、遊ぶ時間、勉強する時間、家族と過ごす時間、考える時間など成長に必要なものを失ってまで過度に利用することであったり、大人であれば、遊び、恋愛、仕事や子育て、家事、という社会や家庭での立場や責任を無視するような過度の利用です。

また本人が止めたいのに止められないという苦しさを抱え助けが必要になる場合です。
(家族が本人の人格が変わったり、家庭内暴力などについて悩む場合も同じです)

ネットの利用時間についてだけ、一切合切ひっくるめて考えるとなかなか理解が進まず、解決につながらないと感じることが多くあります。

自分がネットを利用するとき、「ネットとの快適な距離ってどんな生活のことだろう」と、自分自身や家族にとってベストな生活スタイルか考えられるといいですね。





 
学校現場の深刻な問題
今日は先生方の教育実践研究会でSNSについてお話をする機会がありました。
現象として、SNSで時間を無駄遣いしている子どもたちのお話をしました。
学校現場がSNSのトラブルで深刻な状況にある中でも、子どもたちのことを考え、模索している先生方の姿を保護者の方にも知って欲しいと思います。

ネットの問題は家庭、学校、地域いずれの立場の人であっても、子どものためを思い考えていかなくてはなりません。
たとえスマホを持っていなくても、たとえSNSやLINEをやっていなくても、「やっていいこと、悪いこと」「大切にしなくてはならないもの」など子どもに教えることは可能です。子どもも理解して、考える力があればネットトラブルの多くは回避できると思います。

同調圧力に負けない心を持つ子に育てることも、トラブル回避になります。

大人ができることを、常に考えつつ、サポートしながら、子どもとネットの有効な関係を築いていかなくてはならないと思います。


 
児童館で勉強会
7月9日 練馬区土支田児童館で、「夏休み前 ネット・スマホ勉強会」をしました。
自由参加だったのに、小学校3年生〜6年生まで30人弱の子どもたちが集まって熱心に
PPTを見たり、ゲームに関する動画を見たり、クイズに答えたりしてくれました。

自分自身のスマホを持っている子や、まったく使っていない子同じフィールドで
意見を積極的に手を挙げて話してくれていました。

小学生でもモラルに関しては知識はちゃんとあること、知らない人とつながる危険性などもわかっている子が多くほっとする一方で、家庭でルールがなく自由にネットを使っている子や、知識として知っている危険が自分の身に起きる可能性は実感していない様子にさらに繰り返し大人や自分より年長の子どもからの話や指導が必要だと感じました。

危険な遊びをしていて、「ちょっと怪我をするなど痛い思いを経験して加減を知る」ということがリアルな遊びではできましたが、ネットの場合「ちょっとの怪我」がイコール、初めての不正アクセスだったり、児童ポルノの頒布だったりしてしまう危険性を伴うため難しいところです。

小学校の時に総合学習で学んだような「自転車の乗り方指導」や「交通安全教室」のような形で小学校1年生から指導できるといいのでしょうね。

たった一度の失敗が人生の失敗につながらないために、大人ができること、それぞれの立場で考えていきたいですね。
夏休み前のスマホの勉強会
練馬の児童館で、夏休み前に子どもたちと「スマホ勉強会」を企画しています。

「ソーシャルゲームで一日つぶしちゃった」
「親が仕事だから、思いっきりネットしちゃった!」
「宿題後回しにして動画をみていたら気がつけば明日から学校だった!」

なんて、ことにならないように、夏休みだからこそ、上手にネットと付き合って欲しいと思います。

 
いたずら?犯罪?

先日講演で伺った小学校で、「不正アクセス禁止法」を知っている人?
と質問したところ5・6年生、160人のうち2人が手を挙げ、そのうちの一人の男子生徒がみんなの前で発表してくれました。
不正アクセス禁止法違反は未成年が4割を占めています。
未成年のうち確信犯はどれほどいるのでしょう。

不正アクセスだけでなく、威力業務妨害や誹謗中傷などのトラブルや事件に巻き込まれる未成年の記事を目にすると、自分がした行為が犯罪という知識が本人にあったのかどうか、気になります。

デジタル機器がコンパクトになることで、学校内でのトラブルも増えています。
スマートフォンや小型デジタル機器で女子の着替えを友達に配信したりする子もいますが、盗撮という犯罪の意識はなく、いたずらや悪ふざけという感覚でやっています。ニュースで教職員が同様の事件を起こした場合、報じられる時には盗撮と報道され、当然社会的制裁を受けたり、責任を取ります。ですが、子どもたちの場合は保護者を呼び注意・指導するなどの対応ですので、はたして子どもたちはやってしまった事の重大さに気付いているのでしょうか?

子どもたちがデジタル機器、ネットを使った犯罪などの知識を持つことが急がれます。また善悪の判断も自分ででき、ネットのトラブルを予測し自分や周囲の人間が巻き込まれることのないような、意識の高いネットユーザーへと成長して欲しいと思います。

フィルタリング機能・LINE設定
「わが子がLINEを深夜までやっていて睡眠不足。」
「一日中LINEやTwitterをやっていて他のことをしない。」
というような保護者からの声はどこに言っても聞かれます。
特に中学生のお子さんをお持ちの保護者は相当に困っている様子が伺えます。

先日ある小学校でネット依存の講座の際に、子どもたちに
ネットでの会話をやめられない場合、どうしたらいいか考えてもらいました。

「友達にリアルで会って話すほうが楽しいって相手に伝える。」
「用件を決めておき、その会話が終わったら、「やめよう」と相手に伝える」
などなどたくさんの考えを自ら、もしくは友達と相談して発表してくれました。
同じ事象をクラスの友達と一緒に考えるということは大事です。

そんな中で
「親にやめるようにいってもらう」
「タイマーなどで、時間制限をつける」
など子ども自身では、解決できないので、親やツールを使うという
意見も多く聞かれました。
自分の力ではどうにもならないことを感じている子どもも多いのです。

その中でフィルターについて少し考えてみたいと思います。

私は、子どもにとっては親が、一番有効なフィルターだと思っています。
子どもに関心を持ち、一緒に使い、ネットを勉強しながら子どもを有害情報や不適切な書き込みをしないよに見守る・・。
ネット上ではフィルタリングでは防げないトラブルもあります。
トラブルに遭遇したときの対処法や安全に使うにはどうしたらいいか、子どもと一緒に考えながら
少しずつ利用していくのが「親がフィルターになる」ことのいいところでもあります。

フィルタリングをかけたからと安心してしまうことも心配です。
ネットの社会のめまぐるしい変化、端末もどんどん変化していきます。
端末や成長に合わせてフィルターの設定をかけつつも、自分で危機回避能力をつけて
いくことはとても大切です。
いずれネット利用も親から自立する時がきます。
その準備は小さい頃からしておく必要があります。

特に小学生などは、最低限利用端末にフィルターはかけつつ、
親が必ずフィルターになるようなダブルフィルターで利用して欲しいのです。

先日の小学校ではゲームがやめられない場合の対処法も子どもたちが考えてくれました。
オンラインゲームに関するやめられない問題はさらに
「親に止めてもらう、パスワードをかけて利用できなくする」などの案が出て、「自力でやめることは難しい」といった声が聞かれました。

子どもから「フィルターで時間設定をする」という声も聞かれました。
フィルタリングというと有害サイトや不適切な書き込みなどが注目せれますが、時間や時間帯、曜日で設定する機能もあります。
時間を有効に使うための練習にも使うことができます。
ただ、いきなりフィルターをかけるのではなく、子どもとよく話し合いなぜ、フィルターを使うのか、一緒に考えて利用して欲しいと思います。

またLINEにも通知設定の中に「1時間停止」「午前8時まで停止」という機能があります。

高校生などは、自ら試験前には「通知をオフにする」など機能を利用しているようですが
小学生などには、生活習慣を教えながらそれらの機能を使って予防にも役立るようにしてみてはいかがでしょう。