インターネットの使い方、コントロールできていますか?
ネットに振り回されず、自分らしくネットを利用するための情報提供などをメインにしたエンジェルズアイズのブログです。
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チャットの集中力
 先日、京都のテレビ局の取材がありました。
大津で起きた、チャットにはまり、そのことによりわが子を放置し死亡させてしまったお母さんの取材でした。

ネット依存の母親のネグレクトの相談はインターネットのブロードバンド化が始まったころからあります。
より身近になったインターネットが家庭にも導入され、プライベートで誰でもが利用できるようになった環境がそのような事例を生みだしています。

子どもを死なせてしまうという悲惨な事件は稀ですが、
子どもに食事の用意しない、洗濯しないために何日も同じ服を着せる、
母親がチャットで夜更かしをして、朝起きられずに子どもが遅刻・・・・・
そんな生活の中のネグレクトはニュースにはならなくても、身近にある光景です。

チャットになぜはまってしまうのか。
集中しないとネットでも会話をしたり、文章を入力することは難しいのです。
文章に気持ちを込めたり、相手に理解してもらう文章を打つためにはことさらに
集中力が必要になります。

ながらでできる作業ではないのです。
軽い気持ちで運転しながらでもメールくらい打てる、電話くらいできると思っている人が多いことで
わき見運転での交通事故が増えていることからも、ながら作業が難しいことは理解できると思います。

ただ、チャットやメール、など様々なソーシャルメディアを日常的に利用していない人や
仕事、学校生活、友人関係などリアルが忙しい人、
心が強くやりたいことはしっかりやるというような人には、
なかなか理解しがたいことでもあります。


「チャットはそんなに集中するものでしょうか?」
という質問をよく聞かれます。


以前、チャットの経験がない学校の先生方に協力してもらいHNを使ってチャットを体験するという講座をしたことがあります。

「チャットにハマる子どもの心理」を理解してもらうことが目的でしたが。
10分間のチャットを20分してもらい、終了後に感想を聞かせてもらいました。
チャットが楽しいこと
時間があっという間に過ぎてしまったことに驚いたこと
などの言葉がありました。

ただその場でのチャットではありましたが、長時間りようすることでそこにある種の人間関係
(なんでも相談できる人、恋愛感情をもつ相手)が発生するとその依存度、
会話中の集中力はさらにパワーアップします。

大津の事件では、容疑者の母親はチャット中子どもの泣き声が聞こえなかったそうです。
チャットには母親にとって大事な存在のわが子が自分を求める声、
それすらも聞こえないくらい集中してしまったのです。

そんな魅力・魔力がチャットとそこで繋がる人間関係には存在します。

なにかやることがあるとき、子どもがそばにいるときなどはチャットに夢中になってしまうとすることを忘れる、子どもの存在を忘れてしまうなどに陥りかねません。
そのようなときにはチャットを後回しにする、避けるのがベストです。
忘れて数時間、数日たてば、その繋がりも簡単に薄れます。
(そこが現実とネットの違いでもあります。)


すでにチャットに依存気味の人は、自分の大事なもの、大事なこと、優先することを意識して(写真やメモなどをデスクトップ横に貼るなどして)利用しましょう。

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