インターネットの使い方、コントロールできていますか?
ネットに振り回されず、自分らしくネットを利用するための情報提供などをメインにしたエンジェルズアイズのブログです。
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『ネット依存』という言葉への反応
『ネット依存』という言葉がはっきりとした認識や診断基準がないまま、その言葉だけが、社会にひろがりつつあるなかで、様々な意見が聞かれるようになりました。

『ネット依存』は社会悪なので「インターネットはもってのほかだ」という表現だったり、逆にネットを使う人間に問題があるのであって、ネットは悪くない、と規制が入らないように先手を打つ声もあります。
社会経験、人生経験の豊富な大人ならそのような人それぞれの、考えがあることを理解することもできます。

ですが、同様の言葉を子どもたちに面と向かって大人が言えるのか考えてみて欲しいのです。
*問題なくネットを活用している子どもに
「ネットは悪だ、子どもは使うな」
*ネットをやめたいのに止められなくて苦しいと助けを求める子どもに
「ネットを使う人間の問題だ、自分が悪いんだ」

冒頭の大人の意見は、どちらも問題の本質をついているようで、実は『ネット依存の問題』の真をついていないと思うのです。
また早急に白黒はっきりした答えを出そうとしている様子が伺えます。


『ネット依存の問題』は、「猛スピードで進化・変化を遂げているネット社会」、ちょっと立ち止まってその進路を考える一つの素材だと思います。
個人におけるその利用の適正や、ネット社会とリアルな社会の未来を推測する絶好のチャンスなのではないでしょうか。
よりよい社会にするための一石だと思い、みんなで考えるいい機会だと思います。


『ネット依存』の家族を抱えWEBを通して相談のメールを下さる方もネットを利用しているのであって、インターネットそのものを問題視をしているわけではないのです。

当然、家族をネットに奪われたと思う感情はあります。
寄せられる相談に目立つのは、
「ネットを利用するまでは、明るく、優しく、友達も多かった自分の子どもが、スマホを手にしてからは人が変ったように親との会話がなくなり、深夜までスマホを利用し成績は低下、朝も起きれず遅刻を繰り返す。注意すると自分を睨みつけ、暴言をはき、取り上げると魂が抜けたようになにもしなくなる・・・・」
そのような変化に戸惑っているのです。わが子を奪われ憎いという感情も持つのは当たり前です。

それほどに『ネット依存』の問題は深刻だということを家族だけでなくネット利用のユーザーも考えなければならないと思います。


アルコールを例に考えてみましょう。
『アルコール依存』という病気は深刻かつ重大な問題です。それは周知の事実であって、そのリスクも一般に浸透しています。子どもがアルコールを呑む年頃に近づけば、アル中や急性アルコール中毒で死に至る大学生の話などをして危険性を示唆します。ですがアルコールを“悪”だという認識は一般的にありません。テレビでもアルコールのCMが一年中流れています。

『インターネット依存』も同様に考えるといいのではないでしょうか?
インターネットは悪ではないのですが、『インターネット依存』は重大な問題です。
『ネット依存』という言葉に、ネット擁護の考えを持つ人も、ネット否定の考えを持つ方も、『過度に反応』することなく対応していかなくてはならないと思うのです。
両者が同じ立場に立って、『ネット依存』について考えることができれば、
子どもたちにとっての理想のネット社会への大きな一歩になるのではないでしょうか。

インターネットはただのツールに過ぎません。
『SNSが社会をダメにする』または『SNSがなければこの社会は崩壊する』という方もいます。
どちらも極論であって過度の利用や不適切な利用とはまた別だと思わなければなりません。
まだまだ勉強中の私たち。広く多くの方々の知恵や経験を聞くことでこの問題が解決することを願っています。


 
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