インターネットの使い方、コントロールできていますか?
ネットに振り回されず、自分らしくネットを利用するための情報提供などをメインにしたエンジェルズアイズのブログです。
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連続講座『思春期の子どもと向き合う』のお知らせ 

毎年継続されている『OJDサポートセンター』主催の思春期講座が今年も開催されます。

新宿区以外の方でも参加可能だそうです。
悩みを抱えている方、思春期の子どもとどう向き合えばいいのか不安な方
一緒に学びましょう。

 

思春期講座1思春期講座2思春期講座3

人の印象

最近は多くの人が、自分の気持ちや生活を発信しています。

友達だけでなく仕事や取材などで知り合って仲良くなった人の中にもSNSを活用している人が多くいます。
(中にはやめてしまう人も何人かいたりもします)
実際に会うのとSNSでは違う印象の人もいて、取材で知り合い仲良くなった人のなかには先にSNSで見かけていたら会って話すときに身構えてしまっただろうと思う人もいます。
実際に会う姿もSNSで見かける姿も全部その人なのでしょうが、入り口の印象はだいぶ違うと感じます。
またお会いして親しくなった人のSNSを見て
「会って話すのとだいぶ印象が違う」と気付いたり、「ふだんこんな生活をしているんだ」
と思ったりもします。
会って話す姿も、SNSの中も全てではないのでしょうが、SNSはによる情報は読み手によって様々な姿で印象づけられていくのだと感じます。
友だちを多く作りたくてSNSを使う人もいますが、人が受ける印象や思いはそれぞれ誓います。
万人に人気者でいたいと思う人にはSNSは案外使いづらいものなのかもしれませんね。
終生不変の情報 ピーススタイルのアップはキケン?!

終生不変の情報といわれる指紋、光彩、音声などの情報は生涯変わることのない個人情報です。

とはいえ、指紋を個人情報としてSNSなどに写真をアップすることを意識したことはあまりないのではないでしょうか。

SNSにアップされた写真をみると本人だけでなく、友達と一緒の写真、家族の写真など多くのシーンでピースポーズが見られます。

 

ネット以前から日本人は写真を撮るときピースで撮影するのも自然なのポーズでした。

ネット時代がきて、他人の指紋をコピーして悪用する犯罪がおこるなんて想像できなかった時代のことです。

 

最近のスマホは画素数が大きく写真加工ソフトなどを使えば撮影された画像から指紋を抽出することはだれでも可能です。

指紋を他人に知られコピーされることはどんな危険があるのでしょう。
一番身近なのはスマホのロックなどが指紋認証で利用されたりしていますね。
指紋をコピーされスマホのロックが解除されるのは怖いですね。

 

では指紋認証を使っていないから大丈夫かというと、そうでもないようです。
実は他人の指紋を使いなりすます犯罪も現れ心配されています。
特定の人を犯人に陥れたり、他人に成りすまし・・身分証を偽造したり。
人の心の闇や隙間がどんな事件を作り出すかわかりません。

 

先日TVのニュースでその危険性が報道され、私たちが危険から身を守る情報を知ると同時に、だれでも犯罪ができることも知ることになりました。模倣する犯罪がないことを願いながら自分たちも気を付けなければと思います。

 

憧れたスパイ映画の技術は今は一般の人が手にできる時代なのですね。
科学技術がさらに進歩すれば今後も光彩、音声などもネット上にアップされたデータから抽出し、コピーを作るソフトも配信される可能性も考えられます。

技術の進歩とともに個人情報を守る自衛手段を徹底すると同時に過去にアップしたものを時代に応じて見直し、編集する作業も必要です。

 

今後さらに生活のなかで、指紋、光彩、音声を利用することが当たり前となった時、過去に自分がアップした自分、家族、子供のデータをコピーされ、悪用されることのないように今後アップする際はあえて画素数を落とす、瞳や指紋がコピーされないように加工する、音声を変えてアップするなどのケアが必要ですね。

 

とはいってもその技術もいつかは破られるときがくることを思うとネットにアップすることは個人情報をいかに守るかということとの永遠の戦いなのでしょうね。

成蹊大学新聞の取材を受けました

先月成蹊大学の新聞会の学生さんにようる「ネット依存」に関する取材を受けました。

プレ社会人の大学生が自ら、ネット社会やネット依存の問題を多角的に調査、分析、考えるというのは今の社会に必要なことです。

これからの社会を築く彼らが拓く未来が明るく人にやさしい社会になることを楽しみに期待したいです。

 

後日その取材内容が記事になった新聞を送っていただいたので許可を得たうえで内容をほんの少しご紹介いたします。

 

今、現在大学生である彼らは2013年に中高生のネット依存が推定約52万人という報道がされたときに高校生だった世代です。

当時のネット依存の報道とは別に考えても、ネットの利用が日常的だったその世代の高校生が大学生になりどんなスマホの利用をしているのか関心があるところです。

 

誌面には9月27日〜10月4日に学内でアンケートを実施し、得た回答からの考察も掲載されています。

アンケートでは一日の利用時間は3時間以上が最も多く49%(小数点以下四捨五入)。30分未満の利用が2%。

 

・私としては30分未満の学生さんの利用内容や気持ちを伺いたいところです。必要に応じて利用するとそれでもことたりるのかどうか、3時間以上利用する学生の利用内容と、日常生活の違いもお聞きしたいところです。

 

スマホの主な使用目的(複数回答)はSNS(LINE・Twitterなど)が75%と最も多く次いでネット検索・閲覧が50%。

SNSについては男女に差があり、女性の方が多いという回答。

 

また授業中のスマホ使用については94%の学生が授業中に使用していると回答していました。板書撮影、検索、sns、ゲームなどに利用目的のようです。

 

その他の記事内容

・普及進むスマホ 社会と私たちの影響

・あなたは大丈夫? 知っておきたいスマホ依存

・就活に役立つスマホの使い方

・スマホが変えた インターネット広告の現在

・論説 授業中のスマホ使用 問われる学生のモラル

 

ネットの活用から問題まで取り上げた記事は興味ある内容盛りだくさんでした。

 

ふと思うのですが、スマホ利用以前の大学生と今の大学生、明らかな学力の差があるのかどうか。

スマホの学習時使用については「授業に役立つ・学力がアップする」という一方で「学力や集中力の低下」も問題になっています。学習への導入の仕方や本人の問題と言ってしまえばそれまでですが、学習でスマホを使用する前に「知ること学ぶこと・感じること」への興味関心を子どもに充分与えておきたいそんな思いを強く感じます。

 

 

・取材の中では、授業中のスマホ利用について、板書の撮影やゲームの使用もあるそうで、板書撮影についてはメモする必要が省け授業に集中できるなど、学生は自分なり考えによってその利用をしている様子がうかがえました。また教授によっては講義にツイッターを活用する先生もいらっしゃるようです。

 

大学生になるとスマホの利用は良くも悪くも、100%自己責任となることを思うと、高校時代までには(スマホを持たせる持たせないにかかわらず)親はわが子にネット・スマホの利用や責任についていつでも一人立ちできるように準備をしておかなくてはならないようです。

 

またスマホの代金についてですが、30代の息子さんの携帯ゲーム代を多額に支払っている親御さんもいらっしゃいますが、後からは提案しにくい代金や課金について、お子さんにスマホを購入する際に、「〇〇才からは代金を自分で支払う」ことを予め約束しておくといいですね。

 

ネット依存?新生活習慣病・現代病?
先日地方でお話をさせていただいた際に「オンラインゲーム依存」と「その他のネット依存」は違うとお話しました。
その時はうまく説明が出来なかったのですが、

「オンラインゲーム依存」はdsm-5で「インターネットゲーム障害」としてその強い依存が認められています。
その他の依存(コンテンツ・つながり・情報)については現在のように「長時間のネット利用」が「常態化」している現状では「依存」と呼ぶことが多少違和感を感じるためオンラインゲーム依存とは分けた方がいいと思うのです。

コンテンツ依存やつながり依存も、長時間の利用によって心身の健康被害や家庭でのトラブルなど様々な問題はありますが、少し表現も考えていきたいところです。
そんな中子どものネットリスク教育研究会の大谷先生とお話する機会があり、ネット依存を「新生活習慣病」として3月11日に青森で講演をされると聞き、現状にあったネーミングだと感じました。
最近の講座の際には「ネット依存」だけではなく「新生活習慣病」という言葉も利用しています。

「依存」という言葉は特に子どもにとっては精神疾患のように感じ、自分がそうかもしれないと非常に不安に感じたり、傷つく子もいます。すでに依存している子や、かつてひどい依存から抜け出した子の中には「ネット依存」という言葉に、辛い思いをする子がいます。そのような子どもの気持ちを考えると違う表現でその状態を表現した方がいいと思います。
実際に長時間の利用は視力の低下などの眼科の病気や姿勢の悪さなどから整形外科や整体にかかることも可能です。ネットの長時間利用が運動不足を招いているとなれば、運動したりスポーツジムに通ったりして予防することもできます。

一般化しているネットはまり状態を新生活習慣病とすれば、様々な分野からの取り組みができるかと思います。

ネットはオンオフの切り替え、「セルフコントロール」できてこそ人にとって社会にとって有効なものです。
親には、使わないという選択より、上手に使いこなす子どもになってもらうために、ネットを使う前の体験の引き出しづくりや、人間関係をしっかりと築ける力と、与える時期の見極めなどの考えながら準備をしてほしいです。

ネットパトロール隊 大谷先生
http://www.hiro-univ-netpat-otani.com/
ネットモラルやネット依存 意識に格差が・・
今年1年、中学校、高校で講座に回っていて、子供たちや保護者の中でもネットに関する「モラルや依存」についての関心や意識が以前に比べ高まっていると感じます。
LINEやSNSの事件やトラブルについては大きな問題が起こるたびにマスメディアでその利用について話題として取り上げられることもあり、家庭や学校でも大人と子どもで一緒に話す機会が増えているようです。

スマホがやめられないという依存性についても、中学生・高校生、大学生自身や学校の先生方の話から、中学3年、高校3年、就活という自分自身の事を考える人生の節目にあたる切り替え時期はその利用について自分で考える傾向にあると聞きます。
自ら「受験なのでLINEしばらくやめます」と友達に周知したり、自宅ではついスマホを机に置いてしまうので、塾や予備校へ行き自習をしたり、図書館やカフェなどを利用する工夫をする子も珍しい話ではなくなってきたようです。

意識が高まる子供たちが増えている一方で、そうでない子供たちも増えその格差が目立ちます。

受験のストレスや厳しい現実から逃れるためについネットをしてしまったり、志望校が同じ人をSNSで探し、情報交換や友達作りをしたり、同じ受験生同士ということで友達と進捗などを語り合ったりするためにLINEやSNSでの会話に沢山の時間をさく子も少なくありません。また自身の向上のために特に努力をして何かを得るより今のネット環境を保持しつつ進路を決めている子もいるようです。

意識の差は数年後のそれぞれの人生には形となって影響が現れるのではないかと思います。

ネットの問題ある利用やネット依存については
・問題を理解している子
・問題を理解していない子
・理解していても気持ちの上でどうにも出来ない子
・理解していても環境が原因で自分ではどうにも出来ない子
・その子が持っている性格・性質
など、それぞれのタイプによって対応しなくてはならず、この格差の広がりを食い止めることは難しいのかもしれません。

できることなら、子育て中の親や子どもに直接関係のある教育者だけでなく、この社会に生きる大人が、「人が快適に過ごす社会、適度にネットと関わっていける社会」のために、“今”それぞれの立場で自分ができることはなにか?ということを考え、行動すれば格差の広がりを止め、リアルな社会でのお互いの意識の共有が今後もできるのかもしれません。





 
母親だけで抱えずに・・
ネット依存の家族を抱えた問題の深刻さ、辛さは測りしれません。

中学生くらいの息子さんのネット依存に悩むお母さんの気持ちは悲痛です。
子供のことに一生懸命で、とても真剣で真面目で、自分をも苦しめています。

周囲の人がそんなお母さんの様子に気づいたら、声掛けをしてあげたり相談にのってあげて欲しいと思います。
また自分の子供から、「○○君最近ゲームにはまっていて学校休みがちだよ」などと聞いたら、気にかけてあげて欲しいと思います。

また、
意を決して、自分の息子のネット依存の相談を保護者会でしたら
「うちの子も朝方までネットしてるし、今時あたりまえでしょ」という言葉に傷ついたというお母さんもいます。

ネットの長時間利用に関しては、家庭によって、親によって考え方は違うでしょう。明け方までゲームをしていても、「いつかやめるでしょ」と、あまり気に止めない親や、親子で一緒に何時間もオンラインゲームをプレイする家庭もあるでしょう。
ですが悩んでいる人がいたら、相手の気持ちを汲みながら、何かいい方法や言葉かけはないかな?というように考えてあげて欲しいと思います。

声掛けは非常に難しいかもしれませんが、すぐに結果を出すような回答ではなくても、子供の悩みは一緒に考えてあげるという気持ちだけでも伝えてあげるといいと思います。

またお母さんの気分転換になるようにお茶や趣味に誘うことも状況によってはいいかと思います。
一人で抱えているお母さんが自分でも気づかぬうちにどんどん不安や絶望に包み込まれていくことはよくありません。
従来の人間関係のように、最近ちょっと元気のない様子を見かけたら、「最近どう?」と声をかけたりすることは大事です。

最近は小学生でも学校から帰ったら、塾や習い事などで忙しく、我が子の友達を家に呼んだり、そのお母さんも招いてお茶や世間話をする機会はあまりなくなっているとの声もあります。気づかぬうちに母親も孤立していっているかもしれません。

ネット依存の問題は社会全体で考える問題です。当事者の家庭だけ、学校だけ、病院だけ、に任せていては解決も、みんなが快適と感じるネット社会の実現は難しいと思うのです。
 
スマホまだいらない
先日小学校高学年対象にネットやスマホを使うときの心構えについての講座をしました。
事前アンケートを実施し、生徒のネット利用状況なども踏まえて話をしました。
・ネットをするときにはネットことについて知識が必要なこと
・個人の端末をもつなら責任ある利用をしなくてはならないこと
・誰か相談できる大人を必ず一人決めてから利用すること
と前置きをした上で、一般的に小中学校で問題になっている事例と対処の話をしました。
またモラルのビデオを最後に流すと全員が食い入るように見ていて中には口を開けたまま目が釘付けになっている子も多くいました。

以前より知っている生徒さんたちだったので、普段の元気いっぱいな顔やはにかんだ顔、やんちゃな様子など様々なことを思い出しながら話しました。子供たちは一人一人違います。
ですがネットを使うなら「当たり前な情報」として全ての子が知っておくべきことは山ほどあり、その一部だけでも伝えられてよかったと思っています。

廊下ですれ違った数人の女の子が、「今日はありがとうございました」と声をかけてくれ、その中の一人が「私、スマホまだいらない」といいながら通り過ぎました。

焦らなくてもいずれ手にする道具です。

スマートフォンは便利さも、リスクもよく理解した上で、さらにいざという時の対応や心構えも身につけて、そして家族と一緒に考えて同意してくれてから持っても遅いことはないのです。
不安なまま周囲に流されて持つことのないようにして欲しいと思います。
今日の「大人へのトビラTV」はネットゲーム依存がテーマです。 
12月25日19時25分放送のNHK Eテレ
「大人へのトビラ」はオンラインゲーム依存がテーマです。

オンラインゲームを楽しむ人はたくさんいます。
インターネットの普及が年齢も性別も関係なく色々なゲームを楽しむことを可能にしました。
多くの人は適度な利用でゲームを楽しんでいます。
ところが中には深刻なオンラインゲーム依存に陥ってしまう人もすくなくありません。
自覚なく依存が深刻になっていくと周囲の言葉は耳に届かなくなってしまいます。

そんなことのないようにゲームをプレイするためにはどうしたらいいのでしょう。
自覚なく依存していくことのないように「オンラインゲーム依存ってなに?」
というところから知っておきましょう。

http://www.nhk.or.jp/otona/
ネット依存のデータ
ネット依存に関してはいろいろな調査、アンケートがされています。
項目や集計方が様々だったりすることもあり、一様に同じ結果とはならないと思います。

伺う学校によっては事前にアンケートを取ってもらうこともありますが、そのデータも
学校によって微妙に違います。

インターネットは生活や学業、仕事などでも利用するため、一概に時間で依存と判断しづらいのです。

中には中学生から「何時間ネットをしたら依存なんですか?」などという質問を受けることもあります。

自分でコントロールでき、自分がネットの使用によって生活がマイナスに向かっていったり、
周囲や自分自身が困った状況になっているのでなければ、依存とは言い切れないのです。

数多くのアンケート調査やインタビューをされている東大の橋元教授は「現在流布している尺度では『ネット依存』なるものを測定するのは困難である」とおっしゃっています。

本当にその通りだと思います。

人それぞれハマるものはあります。
「ネットも体を壊したり」「社会との接点をなくす」「家族や周囲の人に心配をかけたり、不快な思いをさせる」ということのないようにうまく付き合っていくことが大事です。